賃貸マンションでカビが出たときの対処法|まず誰に連絡する?業者依頼と費用負担の考え方

カビを発見したとき、「すぐ業者を呼ばなきゃ」と焦ってしまう方は少なくありません。
しかし、賃貸住宅ではすぐに自己判断で対応するのではなく、まず管理会社や大家さんに相談したほうがよいケースもあります。
修繕や業者手配が関わる場合は、先に連絡しておくことで、その後のやりとりが進めやすくなり、費用負担のトラブルも防ぎやすくなります。
この記事では、賃貸住宅でカビが出たときに「まず何を確認すべきか」「誰に連絡すべきか」「自分でどこまで対応してよいのか」を整理して解説します。
焦らず、正しい順番で動くことが、スムーズな解決への第一歩です。
注意喚起記事;【カビ取り業者ランキングの闇を徹底解説 – 公正な業者選びのポイント】
| この記事でわかること |
| ・賃貸住宅でカビを見つけたときに、最初に確認すべきポイント ・管理会社・大家さんへ連絡したほうがよいケース ・自分で業者を手配する前に確認しておきたいこと ・カビ対応の費用負担がどのように考えられるかの目安 |
1. カビを発見したら、まず状況を整理しよう

業者や管理会社に連絡する前に、まずは今どのような状態なのかを整理しておくことが大切です。
状況を把握しておくと、その後の連絡や確認がしやすくなり、原因や対応方針についても話し合いやすくなります。
あわてて動く前に、まずは落ち着いて以下のポイントを確認してみましょう。
| 確認項目 | 確認内容の例 |
| 発生場所と範囲 | 壁・天井・床・押入れなど、どこにどれくらい広がっているか |
| 水漏れ・結露の有無 | 濡れているところや水シミがないか |
| ニオイの強さ | カビ臭がどの程度するか |
| いつ頃から発生しているか | 気づいたのはいつか、以前からあったのか |
| 自分で掃除したかどうか | すでに拭き取ったりカビ取り剤を使ったりしていないか |
この5つを事前にメモしておくだけでも、管理会社への説明がスムーズになります。
状況が整理できたら、次は「誰に連絡すべきか」を考えていきましょう。
2. まず管理会社・大家さんに連絡したほうがよいケース
賃貸住宅のカビは、建物の構造や設備に原因があることも多くあります。
そのため、自分で業者を手配する前に、まず管理会社や大家さんへ連絡したほうがよいケースがあります。
勝手に工事を進めてしまうと、あとで思わぬトラブルになる可能性があるため、以下のような場合は、先に管理会社・大家さんへ相談することをおすすめします。
- 天井にシミやカビがある
上階からの漏水や屋根の問題が疑われる - 壁の内部や床下に原因がありそう
構造的な問題の可能性がある - 外壁側の壁や窓まわりにカビが多い
断熱や気密の問題が絡む場合がある - 水漏れが疑われる
配管や設備の不具合の可能性がある - 掃除しても何度も再発する
表面だけの対処では解決しない場合がある - 入居当初からカビ臭やカビ汚れがあった
建物自体の問題が疑われる
これらは「建物側の問題かもしれない」サインです。
3. 自分で業者を手配する前に確認しておきたいこと

「管理会社に連絡するほどでもない」と思う場合でも、業者を呼ぶ前に確認しておくべきことがあります。
賃貸住宅には契約上のルールがあり、勝手に施工を進めることで費用負担や原状回復の問題が発生することもあるため、事前に次のポイントを確認しておきましょう。
3-1. 賃貸契約書・重要事項説明書を見直す
修繕に関する規定や、入居者が自費でできる範囲が記載されていることがあります。
どこまでが自己対応の範囲なのかを把握しておくことで、不要なトラブルを防ぎやすくなります。
3-2. 管理会社の修繕受付窓口を確認する
連絡先や受付方法が決まっている場合があります。
指定された手順で連絡しないと、後で「報告がなかった」とみなされることもあるため注意が必要です。
3-3. 自己手配できるか確認する
まずは管理会社・大家さんに連絡し、対応方針を確認しましょう。
契約や管理ルールによっては事前確認が必要な場合があります。
状況によっては、管理会社・大家さんの了承を得たうえで自己手配できることもあります。
3-4. 原因が建物側にありそうな場合は先に相談する
配管の水漏れや外壁の問題などが原因の場合は、貸主側の責任範囲に関わる可能性があります。
契約内容や状況によって判断が異なるため、まず管理会社に相談しておくと安心です。
3-5. 記録を残しておく
後のトラブルを防ぐためにも、カビの状態を写真やメモで残しておくことが大切です。
いつ・どこに・どの程度発生しているのかを記録しておくことで、説明や判断がスムーズになります。
4. 費用負担の考え方|借主と貸主、どちらになりやすいか
カビの費用負担については「借主負担になりやすいケース」と「貸主側の確認が必要になりやすいケース」の両方を知っておくと、話し合いの際に役立ちます。
ただし、実際の負担区分は契約内容や原因、状況によって異なるため、あくまでも一般的な目安として参考にしてください。
4-1. 借主側の管理と見られやすいケース
| 状況 | 理由の例 |
| 換気不足 | 換気扇を使わず湿気がこもっていた |
| 家具裏の通気不足 | 壁際に家具を密着させ、湿気がこもりやすい状態だった |
| 結露の放置 | 窓や壁の結露を放置し、カビやシミが広がった |
| 清掃不足 | 浴室や押入れの定期的な掃除を怠っていた |
4-2. 貸主側・建物側の確認が必要になりやすいケース
| 状況 | 理由の例 |
| 漏水・雨漏り | 建物の防水や配管の問題があった |
| 外壁・窓まわりの不具合 | 断熱や施工の問題による結露が起きていた |
| 配管の問題 | 設備の老朽化や施工不良による水漏れが起きていた |
| 構造由来の結露 | 建物の断熱性能に起因する慢性的な結露が起きていた |
4-3. 判断に迷うときはどう考えるか
原因が生活環境によるのか、建物・設備側にあるのかによって、対応は変わってきます。
一見すると入居者側の使い方が原因に見えても、実際には漏水や断熱不足などが関係していることもあります。
反対に、建物側の問題と思っていても、換気不足や結露の放置が影響している場合もあります。
どちらの場合でも、自己判断で決めつけず、まずは管理会社に早めに相談しておくことが大切です。
5. 管理会社へ連絡する前に「証拠」を残しておこう

管理会社や大家さんへの連絡にあわせて、カビの状況を記録しておくことをおすすめします。
言った・言わないのトラブルを防ぐためにも、写真や記録をしっかり残しておくことは大切です。
特に、発生状況がわかる写真は、その後の説明や確認をスムーズにしやすくなります。
残しておきたい記録は次のとおりです。
写真
- カビ全体がわかる引きの写真
- 範囲や色がわかるアップの写真
- 水シミや濡れがある場合はその部分の写真
メモ・記録
- カビに気づいた日時
- 水漏れや異臭などの異変がいつ頃から始まったか
- 管理会社に連絡した日時と担当者名
スマートフォンで撮影した写真は、日時情報が自動的に記録されるため、そのまま保存しておくと便利です。
6. 応急処置でやっていいこと・避けたいこと
カビを見つけたら、早くきれいにしたいと感じる方も多いと思いますが、焦って動いてしまうと、かえって状況を悪化させることがあります。
「今すぐやっていいこと」と「やってはいけないこと」を、理由とともにしっかり把握しておきましょう。
6-1. 被害を広げないために「やっていいこと」
- 換気する
窓を開けたり換気扇を回したりして、室内にこもった湿気を逃がす - 除湿する
除湿機やエアコンの除湿機能を活用して、湿度を下げる - 水分を拭き取る
窓の結露や浴室の水分をこまめに拭き取る - 家具を壁から離す
壁との間に少しすき間をつくり、空気が通るようにする
専門的な除去は後でできますが、「湿気をコントロールする」「空気を動かす」という初動対応は、今すぐ自分でできる最善策です。
特に換気は、朝起きたときや入浴・料理のあとに行うと効果的です。
日常の習慣にすることで、再発防止にもつながります。
6-2. よかれと思ってやりがちな「避けたいこと」
- 原因不明のまま壁を削ったり剥がしたりする
原状回復のトラブルにつながる可能性がある - 強いカビ取り剤を広範囲に使う
素材を傷めたり、状況がわかりにくくなることがある - 証拠が消えるほど徹底的に掃除する
管理会社への説明に支障が出る場合がある - 無断で大きな工事を進める
費用負担や契約上のトラブルになる可能性がある
管理会社が現地確認する前に証拠を消してしまったり、無断で壁を削ったりすると、あとから「原因が判断できない」「勝手に傷をつけた」と見なされ、退去時の原状回復に影響することがあります。
まずは「今より悪化させないこと」と「記録を消さないこと」の2点を守るだけで、その後の対応が進めやすくなります。
7. 賃貸住宅でカビ業者を選ぶときに見るポイント

賃貸住宅におけるカビ対応は、持ち家の場合とは進め方が大きく異なります。
費用負担の問題、管理会社への報告、原状回復への影響などを理解していない業者に依頼してしまうと、せっかく施工しても「管理会社に認めてもらえなかった」「費用が返ってこなかった」といった事態になりかねません。
以下の5つのポイントを、業者選びのチェックリストとして活用してください。
7-1. 管理会社・大家さんとのやりとりを理解しているか
賃貸物件のカビ対応では、業者と入居者だけの問題では終わりません。
管理会社や大家さんとの報告・確認・費用交渉のフローが発生することが多いため、賃貸特有の進め方を理解している業者のほうが安心です。
たとえば、「誰に何を伝えるべきか」「どの段階で管理会社に連絡するか」「施工報告書はどのような形式で出すか」といった点まで理解している業者であれば、調整をスムーズに進めやすくなります。
初回の問い合わせ時に「賃貸なんですが……」と伝えたとき、スムーズに対応してくれるかどうかも判断材料になります。
7-2. 表面除去だけでなく「原因調査」を重視しているか
カビは、見えている部分を取り除いても、原因が残っていれば再発する可能性があります。
そのため、表面をきれいにするだけでなく、原因をどこまで見ようとしているかが重要です。
- 結露が原因なのか
- 排水管や給水管の水漏れが関係しているのか
- 建物構造上の断熱不足があるのか
- 入居者の生活習慣(換気不足・洗濯物の室内干しなど)が主な要因なのか
こうした点を十分に確認せずに対応すると、原因が残って再発につながることがあります。
施工前の現地調査では、どのような流れで原因を見極めるのかを説明してくれるかどうかを確認しましょう。
7-3. 見積もりの内容が「わかりやすく・正直か」
見積書を受け取ったとき、以下の点が明記されているか確認しておきましょう。
| 確認項目 | 理由 |
| 施工範囲(㎡数・対象箇所) | 「どこまでやってくれるか」が不明確だとトラブルになりやすい |
| 使用する液剤・工法の説明 | 賃貸物件では材質への影響を確認しておきたい |
| 費用の内訳(作業費・材料費・出張費など) | 追加請求のリスクを事前に把握しやすくなる |
| 施工後の保証期間と条件 | 再発時にどこまで対応してもらえるか確認できる |
「とりあえず現地に来てから決めましょう」という業者より、事前に概算でも丁寧に説明してくれる業者の方が、信頼性が高い傾向があります。
7-4. 原状回復・再発防止まで視野に入っているか
賃貸住宅では、施工したその場だけでなく、退去時の原状回復まで意識しておくことが大切です。
カビが生えた箇所の壁紙や床材は、施工後の状態について管理会社に確認してもらう必要がある場合もあります。
信頼できる業者は、施工後に管理会社向けの説明資料や写真付き報告書を提供してくれることがあります。
こうした資料は状況や経緯を整理して伝えるうえでも役立ちます。
また、施工後の再発防止アドバイス(換気方法・湿度管理・家具の配置など)まで提案してくれる業者は、長期的な視点で動いてくれている証拠です。
7-5. 相談・問い合わせの段階で「圧をかけてこない」か
カビ被害は、精神的にも不安になりやすい状況です。
そこに「このまま放置すると健康被害が深刻になります」「今すぐ施工しないと広がります」と過剰に不安をあおる業者には注意が必要です。
誠実な業者は、現状をきちんと説明したうえで、判断を急がせすぎないスタンスを持っています。
初回の電話やメール対応のトーンと丁寧さは、その業者の姿勢を見極める判断材料になります。
8. 日常でできる再発防止策

カビの処置が終わったあとも、同じ場所に再び生えてしまうことも少なくありません。
再発を防ぐためには、日々の生活習慣の見直しが大切です。
ここでは、特別な道具や大きな費用がなくても始めやすい、賃貸住宅向けの再発防止策を紹介します。
8-1. 換気の習慣をつける
24時間換気システムや換気扇は、できるだけ常時動かしておくことが大切です。
料理中・入浴中・洗濯中はもちろん、天気のいい日は窓を開けて空気を入れ替えましょう。
8-2. 湿度管理をする
室内の湿度は40〜60%を目安にすると管理しやすくなります。
湿度計を置いておくと、湿気がこもりやすいタイミングに気づきやすくなります。
8-3. 家具の配置を見直す
壁と家具の間に5〜10cm程度の隙間を作ると、空気が通りやすくなります。
特に外壁側に置いている大型家具は湿気がたまりやすいため、配置に注意しましょう。
8-4. 浴室・窓まわりの水分をこまめに拭き取る
入浴後の浴室の水気はできるだけ早めに拭き取り、窓の結露も朝のうちに拭く習慣をつけることが大切です。
水分をそのままにしないことが、カビ予防につながります。
8-5. 除湿機・エアコンを活用する
梅雨から夏にかけては、除湿機やエアコンの除湿機能を積極的に使うと効果的です。
湿気がこもりやすい季節ほど、機械の力をうまく使って室内環境を整えましょう。
9. 【2026年最新】賃貸住宅の実績豊富な業者おすすめ3選
この記事では、賃貸マンションでカビが出たときの対処法を解説してきました。
大切なのは、焦って自己判断で進めるのではなく、状況を整理したうえで正しい順番で対応することです。
賃貸住宅のカビは、対応の仕方によって費用負担や修繕の範囲でトラブルになることもありますが、手順を踏んで動けばスムーズに解決しやすくなります。
まずはこの記事で紹介した確認しておきたいポイントを参考に、落ち着いて状況を整理してみてください。
賃貸住宅のカビ対応に強い業者を探しているなら
賃貸マンションのカビ問題は、管理会社や大家さんとのやりとりに慣れた業者に相談することで、対応を進めやすくなることがあります。
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